じむちょー通信12月号

「継続は力なり」とっても嬉しい事が最近ありました。私は2年前の夏、骨髄移植のドナーとなり骨髄を提供しました。骨髄バンクの支援活動を始めたのは2005年。私が大村青年会議所(JC)という団体の理事長を務めた時にさかのぼります。JCは献血推進運動を行っていますので、献血のついでに何となく骨髄バンクに登録したことが切っ掛けです。支援運動を通じて血液難病患者(白血病など)さんの苦しみ、骨髄移植によって救われた方、救った方の体験などをお聞きしたり、仲間たちと開催しているバイクイベントで骨髄バンクの登録を呼び掛けたりしていましたが、2年前の夏、登録してから7年たってドナーとなったのです。私の骨髄を待つ患者さんと手紙の交換をしたり、コーディネーターや医療者の皆さんと交流をさせて頂いた、本当に素晴らしい経験でした。自分がドナーになると「なんとなく」では済まないもの。移植に関する様々な情報に触れることになります。その中で骨髄提供を辞退する理由として「仕事が休めない」が大半を占めている事を知りました。手術には1週間の入院が必要です。ドナーになると入院したり検査通院するのですが、ドナーは「究極のボランティア」とも言われ何の支援もありません。ドナー休暇制度を持っているのは大企業や公的機関だけ。そんな時、全国で二つの自治体にドナー支援制度がある事を知ったのです。それは入院中の休業補償として1日1万円程度を支給するという制度、移植への後押しをする制度です「これを大村でもやるべきだ」と思った私は2年以上にわたり市議会で制度要望の発言を繰り返してきました。帰ってくる答弁は「非常に困難」「本来は国がやるべき」という連れないものばかり。それでもめげずに新しい情報や色んな話を取り混ぜながら、手を変え品を変え発言を繰り返してきました。一時はやはり無理か・・・と諦めかけたことも。しかし、この12月議会でとうとう市はドナー支援制度を制定することにしたのです。これまでの積み重ねが報われた、胸がいっぱいになった瞬間でした。「継続は力なり」仕事や人間関係、その他諸々なんにでも共通するのではないでしょうか。途中で投げ出したくなることもあるでしょう。しかし、諦めたらそこで試合終了です。走り続けると息が切れることもあるでしょう。時にはスローペースで粘り強く、たまには立ち止まっても良いのでは。でも諦めず続ける事。それが良い結果に結びつくのだと実感した師走でした。もうすぐ新しい年がやってきます。人生様々悲喜こもごも。色んな事があったと思いますが、来年も良い年にしましょうね!

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