地場企業振興調査特別委員会行政視察
・八尾市
中小企業地域経済振興基本条例、中小企業サポートセンターについて。
同友会で「八尾市は振興条例の先進地」との情報を得ていましたので、委員会の視察先に取り上げて頂きました。
条例制定は平成13年と早め。そして平成23年に改正を行ったとのことです。
八尾は大阪のベッドタウン。
41K㎡に人口27万、一般会計1045億、財政力0.73 経常収支比率95.6
大村市の三分の一の面積に三倍の人口が住んでいることになります。
一般会計の規模もほぼ三倍ですね。いわゆる町工場の密集率は国内第三位。
条例そして中小企業サポートセンターについて、職員から熱の入ったブリーフィングを受けました。
啓発資料が充実しているし教育委員会との提携や近隣自治体との連携したビジネスマッチング等と参考になる取り組み多数。
質疑の時間が足らなかったのが残念です。
サポートセンターが入る商工会議所は建て替えられたばかりでセンス良し&機能性も良さそう。
何より職員が元気だった。やっぱり人なんだなあ。
・枚方市
産業振興基本条例、地域活性化支援センター、津田サイエンスヒルズについて。
こちらも大阪のベッドタウン。65k㎡に人口40万、一般会計1158億、財政力0.83、経常収支比率89.4
条例と支援センターについてはどうしても八尾市と比べてしまいます。
まあ平均点というところでしょうか。
しかし津田サイエンスヒルズは大変勉強になりました。
いわゆる工業団地ですが大阪府立の職業技術専門学校や研究所、そして企業が混在している。
なんでも東のツクバに対抗して作られたとか。
特に最後にご紹介いただいた企業は凄かった。
金型からロボット、人口関節の共同開発、社長から直々に熱心なご説明頂きとっても興味深かった。
そしてヒルズ(大村でいえばアルカディア)の事務局長のキャラクターも熱かった。
やっぱり人、そして情熱なんだなあ、と再認識させられた視察でありました。
写真は駅で見かけたトーマス電車。ギョーザ電車も走ってました。
ラッピングってどんどん進化してますね。
おむらんちゃん列車なんて面白いかも。