OK Go – This Too Shall Pass – Rube Goldberg Machine version – Official
60テイク撮って上手く言ったのは3テイク。
映像は残念ながら1テイクではないそうです。
構成は全てカンで作っていくそうで・・・以前のPVも面白かったがこれも圧巻ですね。
ちょっと古いのもどうぞ。
ルームランナーもってる方は是非
やっぱこれだな。
見れば見るほど踊ってみたいのは私だけ?(笑)
どっちのダンス?も完コピされてましたが、ピタゴラスイッチは無理だろうなー
しかしこの楽しいPVの裏事情は示唆に富んでいる。
このバンドは音楽産業のパラダイムシフトを起こしたのかもしれない。
Youtubeの動画がブログなどに掲載されていて、再生しようとクリックしたら
「リクエストにより埋め込み無効」
となって再生されない、という体験をした方も多いはずだ。
「なんだよーケチだなー」と思わないで欲しい。
タダでアーティストのPVを楽しめるという都合の良さが音楽産業を苦しめているのは確かだ。
クリックするだけでは彼らに1円も入らない。このバンドが所属していたEMIもYoutubeの動画を”埋め込み”無効(注:youtubeでは見れる)にするという方針をとった。
無料の動画再生が爆発的なヒットを生む要因であるが、それが売り上げに直結しない。
インターネットによる技術革新によってこれまでのレコード会社のビジネスモデルが崩れた。
ネットの”広がり”は欠かすことができない。でも収入には繋がりにくい。
これがイノベーションのジレンマ。
そしてこのバンドはパラダイムシフトを遂げる。
レコード会社のPVだからダメなんだ、ちゅー事で保険会社のCMとしてこのビデオを作った。これまでの枠組みを変えたのだ。
それはバンドの成長と共に起こった必然だったかもしれない。
しかし、それを呼び寄せたのは彼ら自身の行動だ。
これが新しい音楽ビジネスモデルになるのかもしれないですね。
詳しくはコチラ 足枷になったレコード会社