まちづくりワークショップ

M監事とともに出席。

講師は早稲田大学教授 卯月盛夫 氏
「エントツ」の講演は面白かった。20年前のワークショップの元祖みたいな事例だろう。当時は民間の活力を取り入れる発想などなかっただろうし、周囲を説得しきったその熱意の根源は街への愛なんだろうな。

・海と山が対照的に配置された地形は全国でもまれ、大村は本当に美しい。
・美しい風景は全国にある。必要なのは体感できるアクティビティ。
・海岸の活用などをやってみては。

などが記憶に残りました。

新幹線のあるまちづくりについては行政からのオーダーだったのだろうが、公共事業の凍結ラッシュもありお茶を濁した感も。言及されていなかった。

また神奈川県茅ヶ崎市でのアドバルーン実験の話も興味深かった。

美しい海岸に突然マンションの建設計画が持ち上がったところ、建設予定地にアドバルーンを上げて仮想マンションとし、その場所に建つと景観がどうなるかをチェック、水平線が途切れたり富士山が見えなくなったりするということが分かる。市民から仮想マンションで景観が変わるとした1000枚の写真が集まり工事は中止となったそうだ。
最近では福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画が中止となったが、そういった「景観を守る」事例のはしりだったのだろうか。

タイトルはワークショップだったが講演会という内容で意見交換などは無かったのが残念。

質疑では数名が中央商店街への家賃補助政策?陳情?というような話だった。
講演で商店街再開発が成功した事例は全国でもまれ、という話は聞こえなかったらしい。反対意見でも出そうかと思ったが時間切れ。

講師と名刺交換させていただいた際に質問したが
「街の中心が交通体系とともに移り変わっていく、というのはよくあること」
とのことでしたよ。

行政からは「大村はこのご時勢に人口が増えている珍しい元気な都市」という説明を受けたとも言っていたが「その原因を分析して欲しい」と言われていた。

人口は増えても税収は上がっていないそうです。
素直に喜べない原因でなければいいのですが。

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