体温力”冷え”とれば病気は治る!

解散も決まりましたね。公開討論会はどうやら開催できそう、夏越も同時進行で忙しくなりそうです。

さて北松浦ブロック大会にて記念講演を拝聴した際、ロビーで買い求める。
○○力、って一時期流行りましたのでタイトル買い。
しかし、久しぶりにトンデモない本に出会いました。
(著者は記念講演の講師ではありません)

健康法の総論としては賛成。

体温を上げて汗をかく、筋力アップで新陳代謝を高める。
医食同源、体によい物を摂る(著者はとにかく生姜好き)。
私も普段は薬を飲まないようにして、軽度の筋トレを続けています。

しかしこの本、そこかしこに凄い主張が・・・。

・塩を取れば体温は上がる。凍結した道路に塩をまくのは、塩に暖める作用があることを示している。
・太古の動物時代のストレスは動物どうしのケンカだろうから、血圧が上昇すると力がでるし、血管が収縮すると噛みつかれても出血が少ないというメリットがある。
・西洋医学が病気としているものはすべて体調を良くするための反応。
・子どもたちの自殺やいじめ、不登校、抑うつ、無表情は水分の過剰摂取から起こる。水分は体を冷やす効果があるので、あまりに冷えすぎるとときどき心身を高揚させて体温を上げようとする。これがキレる、暴れるなどの行動である。
・背が高くなるということは、宇宙で一番熱い物体である太陽に向かって伸びていることだから、冷え症の人が熱を求める現症。
・どんな治療を行っても治らなかったガンが、ただ感謝するという心境になると治った。

・・・もう笑うしかありません(^^;)

他にも、

・寄せられた感謝の手紙や声を多数掲載。
・引用多数、それも外国の学者が中心。
・西洋医学を全否定。
・耳慣れない単語や法則多数。

と、怪しげな健康食品のチラシっぽさが全開。
PHP出版のクオリティって・・・

著書はアマゾンレビューで5つ星ばっかり、断食道場を主宰し、コーカサス・グルジア共和国医学学会名誉会員だという著者は長崎大学医学部出身の医学博士でございました・・・

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