ジャーナリズム崩壊

会員会議所お疲れ様でした。

昼食後すぐの会議は鬼門です。
発言も控えてますので審議では睡魔に(- -;)スイマセン・・・

さて先般の 講演 を拝聴した際買い求める。

著者の経験から日本のジャーナリズム、というか「キシャクラブ」制度について解説してあります。
この制度が日本のジャーナリズムの諸悪の根源で、いかに諸外国から奇異の目と軽蔑にさらされていることが分ります。
私もマスコミを批判的な目で見ることがありますが、その原因となる事象やシステムを知ることができました。

またニューヨークタイムズの「アフガニスタン・ルール」には感銘を受けました。
このフェアな精神は「卑怯なことはしない」という日本古来の精神性に通じるものがあるのでは。

紋切調の文体で、実名批判が多数でてきますので、とっつきにくいですがアナーキズムと憂国の思いに溢れた一冊です。
信念に沿った行動を徹底できるというのは凄いですね。
でも敵も多いだろうな、この人。
しかしそんな中で生き残っているというのは本物かも。

ネットの発達で既存メディアである新聞やテレビ局は経営的な危機に立たされていると言います。

しかしそんな危機感こそがマスコミを無謬主義から脱皮させ真のジャーナリズムを復活させてくれるかもしれません。

いくらネットが発達してもソースは必要です。

情報が広がるコストは限りなく下がるでしょう。
ですから通信社は少なくなると思います。

問題はここから。

そんな環境でどんなジャーナリズムが生き残るかと考えれば、報道の事象に批判や深い分析、監視といったものが加わり、政治的に偏向しない良質なものが生き残っていくのではないでしょうか。
ピュリツアー賞(ピューリッツァー?)を受賞するスター記者が生まれる素地にもなりえるかもしれません。
同時に私達のメディアリテラシーの向上も必要ですね。

でも東スポが死滅することはないだろうなー

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