ハイエク 知識社会の自由主義

最近話題の?ハイエクを学説史から読み解く一冊

マルクス・レーニン主義における、社会主義・計画主義・革命主義の失敗は、ソ連の粛清、中国の文化大革命、フランス革命etcを導き、それによる死者は合計すると1億以上といわれ、二つの大戦の戦死者を超えた

自由主義は市場原理主義(そもそもこの言葉があやふやだ)であるという批判論調があるが、そもそも市場は社会とともにあって、それをコントロールしようとしたときの失敗のほうが市場の失敗(不景気やインフラ)より深刻

一握りのイデオロギーによって社会に画一的な目的を持たせよう、計画しようとするその思想こそが危険なのだと説く

自由主義は自由放任主義ではなく、作られたルールではない自生的秩序を守り、他に実害を与えない上で最適化を目指すことである
また、我々の社会が最適だという保証もなければ、それに近づいている保証もない
必要なのは人々に間違える自由とそれを修正する自由を与えることによって、少しでも”まし”な状態に保つことだけ・・・

1930年代、ケインズ主義に対して孤独な戦いをはじめたハイエクの思想が変遷とともに綴られてます
なんでも論壇に立ちはじめた初期の頃は卵をぶつけられて洗濯が大変だったそうで・・・

ケインズは政治家であり官僚、ハイエクはあくまでも学者だった
ケインズが生きてたら、インフレ・ファイターとなり計画経済を破棄していたというのも興味深いですね

またニューディール政策の復権には懐疑的
政策が行われていた当時の失業率は20%
改善したのは開戦後であり、有効需要を拡大したのはニューディールではなく戦争景気だったという説も有力なようです

不確実性がある以上、経済は人の感情で動く

「ケインジアンの計画経済=公共投資で有効重要創出=景気対策」の失敗を繰り返そうとする昨今の先祖がえり政策?に歯止めを掛けたい意図もあるんじゃないでしょうか

経済学と社会学の史実入門書としてどうぞ
私はなかなか頭に入らなかったですけど(^^;)

終盤はインターネットの可能性や阻害要因になっている既得権に触れてあります

これからは部族感情からの良い”按配”で脱却するのがポイントかもです
マクロはミクロの集まりですからね

その”按配”が分かれば苦労はしないか・・・

グローバリゼーションは自然現象です

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