医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か

昨晩の理事会お疲れ様でした
監事でありながら色々意見して申し訳ない
大村に必要な事業だと思うので、思い余ってということで御勘弁

さて

読了

形式ばった硬い文章で、文量も多かった
著者も世に問う、という前提で書いているせいか
数度読み返したりも

しかし医学知識が無くても分かりやすく感じる

医師不足が叫ばれて久しいが、医師の数は年々増えている

問題は過酷な状況にある勤務医が開業に走り出している
それが著者曰く「立ち去り型サボタージュ」である

そして、その歯止めをどうするのか

私は妻が国立医療センターの勤務医なので、彼らの労働条件は肌で感じている

昼夜問わず呼び出されているし、完全なオフは月に1~2日ぐらい
労働基準法などどの国の事やら

医療は未来永劫不完全技術であり、ミスをしない人間などいないのに、完全を求めてくる権利意識が強い患者

増加する医療訴訟

そして報酬は雀の涙

医者は金持ち、と思われている方も多いと思うが、一部の開業医のイメージが先行しすぎている
特に妻はレジデントなので酷いものだ

私だったら・・・うーん、どうだろう・・・

著者のように、逃げずに現場にとどまりながら、声を上げることは素晴らしいことだと思う
医療を、社会を守ろう、という熱い思いが伝わってきます

ジャーナリスト、警察、検察関係、そして政治家に(実際に著者の提言が取り上げられているらしいが)読んでほしい一冊

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