今年の監事だということでご招待を受けた07LOM監査が終了
皆さんお疲れ様でした
さて気になっていた本
レベルが低い護憲派の本を読んで失望
もっと論理的な思考が知りたいなと思っていたところに名無しさんからオススメされた4人の共著
まずは素晴らしい本を紹介して頂いたことに感謝
とても勉強になりました
ありがとうございました
今年読み返すことが多くなると思います
改憲を語るJCマンには特に読んでほしい一冊
4人の主張にコメントをつけていると時間が幾ら合っても足りないので読了した私の考えを
結論から言うと改憲派の私が護憲に転じることはなかった
この中で定義されている(であろう)改憲派の主張とは違った根拠があると認識できたからだ
しかし考え方が著者と近い部分があって驚きもあった
(カタカナ語辞書が必要な部分が多いのには閉口したし、軽いな~なんて思う部分や、そもそも前提が相容れない、という部分もあった事を書いておく)
普通の国になろうなんて思わないし、憲法を変えたところで日本人の誇りや文化が復活するなんて事はリアリティがない
平川氏曰く「彼ら」の思惑通りに改憲はすべきでないと思うし
内田氏曰く「解離ソリューション」も理解できる
しかしこの本に論じられていないのは、拡大解釈を繰り返し、海外派兵をしてしまったこの国の姿がこれからどなるか、というところ
国家(権力)は「リヴァイアサン=世界最強の無敵の怪物」であり憲法はそれを縛ることのできる唯一の「鎖」でなければならない
私たちはその「鎖」が錆付くのに気づいていないのではないか
私は、日本は独立し(アメリカの追従をやめること)、専守防衛に更に磨きを懸け、海外派兵(災害復興を除く)をしてはならない
憲法という名の鎖をより強固なものとするために改憲が必要だと私は考えているのだ
護憲論にも色々あるし改憲論にも色々ある
今年の京都会議では「憲法タウンミーティング」が開催されるがその護憲派の論客として 辻元清美 が招聘されるようだ
どんな論理を展開してくるのか楽しみなところです
今日は理事会