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質問その2

dotjp08

出口 沙貴さん 議員というものを一言で表すと?
おー、レベルの高い質問がきた(笑

議員とは・・・よく言われる言葉なんですけど・・・「代弁者」とよく言われますね。
まあ皆の意見を政治というまちづくりに反映させるので、一言で言えば「代弁者」かな、と思います。

吉野谷 奈都さん 議員とは一言で言えば「代弁者」とおっしゃってましたが、実際に市民の意見とのギャップがあると思うのですが、そういう場合はどうしてるのですか?
言うとおりですね、皆にギャップがあるんですよ、それぞれの立場でね。
政治家としては市民の皆さんからこういう要望があって、それを受けて自分も考えてみて、それを「これやって欲しい」と挙げます。
行政の立場から言うと、仮に、例として言うと「似たようなことを昔やってました」と。で「効果が出ませんでした」とか、「お金がこれだけしかありません」とか・・・その場合には「じゃあこれをやるならどこを削るんですか?」とか・・・

市民の側から言うと、行政の事情やら都合とか分からないよね。で、圧倒的に市民の皆さんは情報が少ないんですよ、何故出来ないのかが分からないんです。
で、この三者というのは全部ある意味「ギャップ」「対立」があって、そこを埋めていくのも・・・というか、行政と市民のギャップを埋めていくのも議員の仕事の一つかな、と。
やっぱり片方の要望をそのまま実現するのってとても難しかったりするんですよね。それを調整して別の解を・・・そのギャップを超越した解決方法を見付けてくる、というのも必要です。そうやってギャップを埋めていくのも議員の仕事だと思っています。

いちばんダメだな、と思っているのは、一方的に要求を突きつけることですね。それはやっぱりダメですね。言わなきゃいけない時は言わなきゃいけないんだけどね。

なのでそうならないようにギャップを埋めていくようにしています。

吉野谷 奈都さん 先程、視察に行かれるとおっしゃっいましたが、視察に行った先で印象に残っているものはありますか?
神奈川県平塚市の「いきいきボランティアポイント制度」というのはいいなと思っています。
65歳以上の人が退職後にボランティアに行くとポイントがもらえ、ポイントをためていくと商品と交換できるという制度です。
実は大村市にも似たような制度が導入されてます、私ははじめは懐疑的だったんですよ。ボランティアは無償でやるから尊いと思ってましたから。
で、一部内容を修正させたんだけど、まだまだ浸透してないようです。

(仕事を辞めた65歳以上の人が)家に黙ってずっといても、どんどん体力が衰えていって医療や介護が必要になるのも早い。まあ、社会保障費が増大する原因になるわけですよ。
そうじゃなくて、65歳で現役を終えた人がボランティアで自分の持ってる能力を発揮して、活き活きとして働いてもらいましょう、と。
で、(その見返りとして)ポイントを溜めていくと何か嬉しいことがあるよ、とか、「100ポイントたまったよ」みたいな共通の話題にもなるわけです。そういうインセンティブを付けた制度ですね。
やっぱり、何かやりがいがある、というのが一番いいと思うんですよね。人生にはりあいがある、というか。

そういう制度が上手くいっているのは、先ずは職員の熱意なんだと思います。(平塚市の場合)老人会なんかを何度も何度も回って説明を繰り返してるんですよ。だから広がってる。
大村がなかなかうまくいってないのはマンパワーの不足もあります、もちろんね。
自治体の規模も違いますからこれからなんじゃないかな、と思います。