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産業廃棄物処理施設移転に反対する請願第5号について反対しました。結果は賛成多数にて採択されました。

地域住民の皆さんのお気持ちはもっともだと思いますし、自分がその立場だったら同じ行動をとるかもしれません。そして市民の声を伝えるのは議員の大切な仕事です。

ただ同時に議員は政治という仕事に向きあっているはずです。

政治の仕事には「利害の調整」があります。

産廃施設は誰でも嫌うが、なければ困る施設です。建設業の方は良くお分かりだと思いますし、そもそもゴミを出さない人なんて存在しない。

そしてこの移転は過去に議会が認め、建設が進んでいる市の事業「総合運動公園」の為に移転しなくてはならない。
全会一致で移転反対の請願を採択するならば自己矛盾の誹りを甘受しなくてはならない。

そして、もし別の地域が対象となれば、議会は市内のどの地域に移転するにも反対を続けなくては筋が通らない。
そうすれば、運動公園の建設反対さえも考えなければならない。途中で建設中止にすれば市に莫大なペナルティが課せられ、今後、国からの事業採択は難しくなる可能性もある。

そんな問題の「落としどころ」を探るのも政治の仕事だと信じています。
なので私は両論が必要だと考え反対しました。

住民の皆さんの気持ちは分かります。私だってそうするかもしれない。
しかし私は政治という仕事に向き合っています。

政治は苦しい決断の連続だと改めて感じた議案でした。